天下仁医父母心

「天下仁医父母心」

孟子曰:「親親而仁民」

parent-love_img_01「天下仁医父母心」という言葉は、「君子が自分の肉親を愛し、民もその仁愛の恩恵を受ける」という孟子の言葉をもとに、「仁医として患者さんに接するとき、自分の両親に接するように仁愛の心をもって患者さんと接する」という医者としての心得です。

広い世界を見渡しても、医者と学校の先生、この二つの職業こそ聖職と言えます。「先生は人を育てます。」つまり、未来を担う人材を欠けば、国はきっと荒れ果てて、崩壊してしまうからです。また、「医者は患者を救います。」人は生きていくうえでいろいろなものを食べ、病気になるので医者がいないと生きてはいけないからです。
この世界では、結局、人を“本”(以人為本)とするのであり、“人”が世界の主宰者なのです。先生と医者、前者は人に立派な心と優れた知能を授け、後者は人に健康な身体をもたらします。この世の中に、これ以上大切なことがあるでしょうか?

医は仁術であり、善徳は本である。(医乃仁术、善徳為本)
そのような医者として、力を尽くして患者を助けるのが私の使命だと思っています。また、医者は、自分の家族のように患者と接して患者を励まして助け、医術を用いて患者さんに希望と至福をもたらす使命もあるのです。
医者は、いのちと真摯に向き合い、資質や知識、医徳(医者が備えるべき品徳)、信念、優れた医術をそなえていなければなりません。優れた医術は、医者が病気を治すときに最も力を発揮し、患者さんに安心をもたらす役割を果たします。うわべだけの言葉だけでは、患者さんが病気に立ち向かう勇気と自信に満ちあふれた姿には及ばないのです。


作品の紹介

中国有名な書道家、書道理論家、書道教育家 - 陳 政先生の略歴
陳政先生(1919 年-2002)は書道、文字学の研究と教育に40 数年従事した、有名な書家、書道理論家、書道教育家です。
中山大学の卒業の後に、すぐ中国共産党の指導の東江縦隊に参加して、抗日戦争に身を投じてこの後、また郭沫若の指導下の抗日劇宣隊に参加して、田漢、夏衍などと文学の芝居の活動に従事した。
陳政先生の書道は:甲骨文、鐘や鼎、小篆、漢隷、北貌の石碑の文字、行草などの多種の書道体。字体は優れていて、博采衆長、独自の一家し、書道界で「陳氏貌体」として誉めたたえた。
概算統計によると、500枚余りの作品は毛主席記念堂、周恩来の記念館、国連教育科学文化機関と各国政要の秘蔵を受けた。
又、何度も国際と国内の重大な書道展饗に参加して、例え中日展示、中米展示、中国とシンガポール、中国とオーストラリアなどの書道共同展覧会の中で何度も得て高い賞金で、表彰します。
歴任:
中国書道家協会会員
広西書道家協会顧問
中国甲骨文書道研究院の院土
中国国際文化交流センター広西理事
中国書画通信教育大学広西分校校長
世界書道家協会(カナダ)顧問
米国 “全国各地の詩人協会団体” 名誉顧問兼編集委員
中華詩、詞協会広西理事など

2010/01/16